【土用期間】古いものを手放し、新しい流れを迎える準備期間とは?【木下レオン流開運術】

 

一年には、実は「春・夏・秋・冬」以外にもう一つ、特別な「変わり目」の期間があります。

それが「土用(どよう)」と呼ばれる期間です。

 

「土用」とは、暦の上で季節が移り変わる前の約18日間を指し、立春・立夏・立秋・立冬の前、それぞれ年4回に訪れます。

つまり、1年を通して合計およそ72日間ある特別な期間です。

 

この考え方は、自然界のすべてを「木・火・土・金・水」の五つの要素に分けた古代中国の「五行思想(ごぎょうしそう)」に由来し、その中で「土」は「橋渡し役」となり、次の季節へと流れを整える、大地のエネルギーを象徴しています。

 

現代では「土用=土を触ってはいけない」よりも、「無理をしない・大きく動かない」期間として「心身を整えること」をおすすめします!

 

夏の「土用の丑の日」にうなぎを食べる風習も、暑さに備えて栄養をつけ、気力を保つための生活の知恵から生まれたもの。

 

昔の人々にとって、土用は農作業や生活のリズムを整えるための大切な目安。

季節の変わり目は、気候だけでなく心や体の調子も揺らぎやすい為、無理をせず、立ち止まり、整える期間とされてきました。

 

こうした文化は、現代にも通じる「心と体の整え方」のヒントといえるかもしれません。

間日(まび)とは?

 

土用期間の中でも「安心して動いてOK」とされる日があります。

それが「間日(まび)」です。

 

古くから伝わる考え方で、この日は「土を司る神様が天に戻る日」とされるため、工事・引っ越し・植え替えなども比較的安心して行えます

 

間日の目安は季節ごとに異なります。

 

春土用=巳・午・酉の日

夏土用=卯・辰・申の日

秋土用=寅・卯・巳の日

冬土用=亥・子・寅の日

 

土用期間と間日

 

土用は「整える」力が働く時期。

焦って動くよりも、心身・環境を整えることに向いています。

 

 

■2025年

・冬土用:1月17日〜2月2日

間日:1月21日・1月22日・1月24日・2月2日

 

・春土用:4月17日〜5月4日

間日:4月18日・4月19日・4月22日・4月30日・5月1日・5月4日

 

・夏土用:7月19日〜8月6日

間日:7月21日・7月22日・7月26日・8月2日・8月3日

 

・秋土用:10月20日〜11月6日

間日:10月21日・10月29日・10月31日・11月2日

 

■2026年

・冬土用:1月17日〜2月3日

間日:1月17日・1月19日・1月28日・1月29日・1月31日

 

・春土用:4月17日〜5月4日

間日:4月17日・4月25日・4月26日・4月29日

 

・夏土用:7月20日〜8月6日

間日:7月21日・7月28日・7月29日・8月2日

 

・秋土用:10月20日〜11月6日

間日:10月24日・10月26日・10月28日・11月5日

 

やると良いこと、気をつけること

 

【やると良いこと】

整理やリセット

・自宅・職場などにある「余分なもの・不要なもの」を手放す

・掃除・風通し・布団干し・香りの入れ替え

・心の内省・瞑想・感謝ノートなどで、自分と向き合う

・人間関係では、聞き役にまわる

・情報整理・計画見直し・内的アップデート

 

土用期間中は判断力が鈍るため、決断や契約ごとは土用期間前に終わらせておくと良いでしょう。

 

体調の土台をつくる

・温かい食事で消化器を労わる(冷たいもの・暴飲暴食を避ける)

・睡眠・半身浴・軽いストレッチで「内の土」を整える

 

予定を緩めにしておく

・土用期間中に予定変更が出てもストレスにならないよう、「余白のあるスケジュール」を組む

 

【気をつけること】

・「地面を掘る・大がかりな工事」など「地を動かす行為」はNG

 

 花壇の手入れや観葉植物の葉拭き程度ならOK!

「土をいじる」ではなく「土を壊す」ような作業を避ければ、問題ありません。

 

・疲れるような大仕事や、エネルギーを消耗することはしない

土用は自分の体(地)を守るための期間であることから、大地のエネルギーが入れ替わる時期に基盤を動かすと不安定になるとされています。

 

土用は「止まる」のではなく「整える」ための時間。

無理せず、焦らず、今ある幸せを見直すだけで、その後の運気は自然と動き出します。

 

ただし、科学的根拠はなく、あくまで暮らしの中の「リズムを尊ぶ考え方」として受け取る方が良いかもしれません。

 

「新月×土用」が重なった時

 

新月は「始まり」、土用は「静けさ」。

この2つが重なる時期は、「動かず、静かに心の種を蒔く」のが最も良いとされています。

 

■おすすめの過ごし方
・紙に「今の自分に不要なもの」を書いて破棄する(浄化)
・白湯を飲み、深呼吸(体内デトックス)
・早寝早起きでリズムを整える

 

魂と運の深層を整える方法

 

・「声」を整える

声は魂の波動。言葉よりも先に「氣」を動かします。

 

土用期間中は氣が乱れやすく、言葉も「重く響く時期」。

だからこそ、一日一度、声を出して浄化するのがおすすめです。

 

■実践法

①朝または夜に「ありがとう」「感謝します」を3回、ゆっくり声に出す

②愚痴・批判はなるべく控える(言葉の波動は体内に残ります)

言霊の響きは、自分の氣を調整する「音のヒーリング」

 

特に「ありがとう」は、波動が最も高い周波数(愛+受容の音)です。

 

 

・「火」でカルマを流す

土用期間中は火のエネルギー(騎龍観音香REON CANDLEなど)が最も高まりやすい時です。

 

古来、「火」は「変化・再生・浄化」の象徴。

土用は氣が溜まる時期なので、火を灯して循環を生むと良いとされています。

 

■「火の実践法」
①夜にREON CANDLEを灯して「今日の出来事」を静かに振り返る

 

騎龍観音香1本に「心の滞り」を託して焚く(=心のデトックス)

火は「土」と相性が良い五行の調整元素なので、土のような重さを軽くし、心の「詰まり」を燃やしてくれます。

 

③水で「念」を流す
土用は「氣の老廃物」が溜まる時なので、水でリセットを。
念が流れるイメージで手を洗う、シャワーをするなど意識的に行なうと良い。

 

 

■「水の実践法」
①朝、コップ1杯の水に「今日も浄化されますように」と意識を込めて飲む。

②夜、お風呂に塩をひとつまみ入れる(REON塩など)。

 

 

・鏡を磨く
鏡は「魂を映す窓」であり、曇る=氣の曇りとなります。

 

■実践法
①玄関・洗面台の鏡を軽く拭きながら「今日も心を映します」と言葉を添える

②画面(スマホ・PC)も「鏡」と同じ
→ 拭く=氣の整理、見直す=思考の浄化

 

土用期間は「現実が内面を映し出す」時期
鏡や画面を清めると、氣の乱反射が収まり、迷いが消えやすくなります。

 

・夜の「静の時間」を必ずつくる
土用=「地の氣」が強い=眠る・止まるが大事です。

 

■実践法
①寝る前に5分間、呼吸だけに意識する

②深呼吸4回(吸4・止4・吐8)

③心の中で「ありがとう」を1回唱える

 

呼吸は「天と地を繋ぐ祈り」
深い呼吸は、「魂の埃」を落とす一番シンプルな浄化法です。

 

ちょっと上級編!「土用の神気介入法」

 

「人の氣」を守るために、目に見えない調整を行う方法を紹介します。

 


・四方結界呼吸法(3分)
1. 東に向かい、息を吸う(朝日の氣を取り込む)
2. 南で息を止める(情熱・決意を感じる)
3. 西に吐く(過去と疲れを手放す)
4. 北に静かに礼をする(守護の氣に感謝)

 

四方の氣を一度体内に巡らせることで、「中心(心)」が安定します。

 


・白い光の瞑想
1.胸のあたりに「白い光の球」をイメージする
2.その光が全身を満たすように呼吸する
3.最後に「私は光と共に整います」と言葉を添える

 

土用期間は「自分の内に光を灯す期間」

これを毎晩1分行うだけで氣の乱れを防げることでしょう。

 

土用は、休むためだけではなく、光を取り戻すための時間でもあります。
何もせずに静かにしている時こそ、宇宙はあなたの内側を整えていきます。

 

まとめ

 

土用は「古いものを手放し、新しい流れを迎える準備期間」。


身の回りを整理することはもちろん、心の中にある不要な思いや習慣を見直すチャンスと捉えましょう!

 

・自分の本音に耳を傾ける
・人間関係のバランスを整える
・心が軽くなる選択を意識する

 

大地が息づくように、私たちも内なるエネルギーを整えることで、次の季節を軽やかに迎えることができます。

 

忙しい毎日の中で、少し立ち止まり、「整える」

 

ぜひ、土用期間を上手に活かし、心豊かにお過ごしください。

 

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