【土用期間】古いものを手放し、新しい流れを迎える準備期間とは?【木下レオン流開運術】
by kingreon · 2025年11月7日
一年には、実は「春・夏・秋・冬」以外にもう一つ、特別な「変わり目」の期間があります。
それが「土用(どよう)」と呼ばれる期間です。
「土用」とは、暦の上で季節が移り変わる前の約18日間を指し、立春・立夏・立秋・立冬の前、それぞれ年4回に訪れます。
つまり、1年を通して合計およそ72日間ある特別な期間です。
この考え方は、自然界のすべてを「木・火・土・金・水」の五つの要素に分けた古代中国の「五行思想(ごぎょうしそう)」に由来し、その中で「土」は「橋渡し役」となり、次の季節へと流れを整える、大地のエネルギーを象徴しています。
現代では「土用=土を触ってはいけない」よりも、「無理をしない・大きく動かない」期間として「心身を整えること」をおすすめします!
夏の「土用の丑の日」にうなぎを食べる風習も、暑さに備えて栄養をつけ、気力を保つための生活の知恵から生まれたもの。
昔の人々にとって、土用は農作業や生活のリズムを整えるための大切な目安。
季節の変わり目は、気候だけでなく心や体の調子も揺らぎやすい為、無理をせず、立ち止まり、整える期間とされてきました。
こうした文化は、現代にも通じる「心と体の整え方」のヒントといえるかもしれません。
間日(まび)とは?
土用期間の中でも「安心して動いてOK」とされる日があります。
それが「間日(まび)」です。
古くから伝わる考え方で、この日は「土を司る神様が天に戻る日」とされるため、工事・引っ越し・植え替えなども比較的安心して行えます。
間日の目安は季節ごとに異なります。
春土用=巳・午・酉の日
夏土用=卯・辰・申の日
秋土用=寅・卯・巳の日
冬土用=亥・子・寅の日
土用期間と間日
土用は「整える」力が働く時期。
焦って動くよりも、心身・環境を整えることに向いています。
■2025年
・冬土用:1月17日〜2月2日
間日:1月21日・1月22日・1月24日・2月2日
・春土用:4月17日〜5月4日
間日:4月18日・4月19日・4月22日・4月30日・5月1日・5月4日
・夏土用:7月19日〜8月6日
間日:7月21日・7月22日・7月26日・8月2日・8月3日
・秋土用:10月20日〜11月6日
間日:10月21日・10月29日・10月31日・11月2日
■2026年
・冬土用:1月17日〜2月3日
間日:1月17日・1月19日・1月28日・1月29日・1月31日
・春土用:4月17日〜5月4日
間日:4月17日・4月25日・4月26日・4月29日
・夏土用:7月20日〜8月6日
間日:7月21日・7月28日・7月29日・8月2日
・秋土用:10月20日〜11月6日
間日:10月24日・10月26日・10月28日・11月5日
やると良いこと、気をつけること
【やると良いこと】
整理やリセット
・自宅・職場などにある「余分なもの・不要なもの」を手放す
・掃除・風通し・布団干し・香りの入れ替え
・心の内省・瞑想・感謝ノートなどで、自分と向き合う
・人間関係では、聞き役にまわる
・情報整理・計画見直し・内的アップデート
土用期間中は判断力が鈍るため、決断や契約ごとは土用期間前に終わらせておくと良いでしょう。
体調の土台をつくる
・温かい食事で消化器を労わる(冷たいもの・暴飲暴食を避ける)
・睡眠・半身浴・軽いストレッチで「内の土」を整える
予定を緩めにしておく
・土用期間中に予定変更が出てもストレスにならないよう、「余白のあるスケジュール」を組む
【気をつけること】
・「地面を掘る・大がかりな工事」など「地を動かす行為」はNG
花壇の手入れや観葉植物の葉拭き程度ならOK!
「土をいじる」ではなく「土を壊す」ような作業を避ければ、問題ありません。
・疲れるような大仕事や、エネルギーを消耗することはしない
土用は自分の体(地)を守るための期間であることから、大地のエネルギーが入れ替わる時期に基盤を動かすと不安定になるとされています。
土用は「止まる」のではなく「整える」ための時間。
無理せず、焦らず、今ある幸せを見直すだけで、その後の運気は自然と動き出します。
ただし、科学的根拠はなく、あくまで暮らしの中の「リズムを尊ぶ考え方」として受け取る方が良いかもしれません。
「新月×土用」が重なった時
新月は「始まり」、土用は「静けさ」。
この2つが重なる時期は、「動かず、静かに心の種を蒔く」のが最も良いとされています。
■おすすめの過ごし方
・紙に「今の自分に不要なもの」を書いて破棄する(浄化)
・白湯を飲み、深呼吸(体内デトックス)
・早寝早起きでリズムを整える
魂と運の深層を整える方法
・「声」を整える
声は魂の波動。言葉よりも先に「氣」を動かします。
土用期間中は氣が乱れやすく、言葉も「重く響く時期」。
だからこそ、一日一度、声を出して浄化するのがおすすめです。
■実践法
①朝または夜に「ありがとう」「感謝します」を3回、ゆっくり声に出す
②愚痴・批判はなるべく控える(言葉の波動は体内に残ります)
言霊の響きは、自分の氣を調整する「音のヒーリング」
特に「ありがとう」は、波動が最も高い周波数(愛+受容の音)です。
・「火」でカルマを流す
土用期間中は火のエネルギー(騎龍観音香・REON CANDLEなど)が最も高まりやすい時です。
古来、「火」は「変化・再生・浄化」の象徴。
土用は氣が溜まる時期なので、火を灯して循環を生むと良いとされています。
■「火の実践法」
①夜にREON CANDLEを灯して「今日の出来事」を静かに振り返る
②騎龍観音香1本に「心の滞り」を託して焚く(=心のデトックス)
火は「土」と相性が良い五行の調整元素なので、土のような重さを軽くし、心の「詰まり」を燃やしてくれます。
③水で「念」を流す
土用は「氣の老廃物」が溜まる時なので、水でリセットを。
念が流れるイメージで手を洗う、シャワーをするなど意識的に行なうと良い。
・鏡を磨く
鏡は「魂を映す窓」であり、曇る=氣の曇りとなります。
■実践法
①玄関・洗面台の鏡を軽く拭きながら「今日も心を映します」と言葉を添える
②画面(スマホ・PC)も「鏡」と同じ
→ 拭く=氣の整理、見直す=思考の浄化
土用期間は「現実が内面を映し出す」時期
鏡や画面を清めると、氣の乱反射が収まり、迷いが消えやすくなります。
・夜の「静の時間」を必ずつくる
土用=「地の氣」が強い=眠る・止まるが大事です。
■実践法
①寝る前に5分間、呼吸だけに意識する
②深呼吸4回(吸4・止4・吐8)
③心の中で「ありがとう」を1回唱える
呼吸は「天と地を繋ぐ祈り」
深い呼吸は、「魂の埃」を落とす一番シンプルな浄化法です。
ちょっと上級編!「土用の神気介入法」
「人の氣」を守るために、目に見えない調整を行う方法を紹介します。
朝
・四方結界呼吸法(3分)
1. 東に向かい、息を吸う(朝日の氣を取り込む)
2. 南で息を止める(情熱・決意を感じる)
3. 西に吐く(過去と疲れを手放す)
4. 北に静かに礼をする(守護の氣に感謝)
四方の氣を一度体内に巡らせることで、「中心(心)」が安定します。
夜
・白い光の瞑想
1.胸のあたりに「白い光の球」をイメージする
2.その光が全身を満たすように呼吸する
3.最後に「私は光と共に整います」と言葉を添える
土用期間は「自分の内に光を灯す期間」
これを毎晩1分行うだけで氣の乱れを防げることでしょう。
土用は、休むためだけではなく、光を取り戻すための時間でもあります。
何もせずに静かにしている時こそ、宇宙はあなたの内側を整えていきます。
まとめ
土用は「古いものを手放し、新しい流れを迎える準備期間」。
身の回りを整理することはもちろん、心の中にある不要な思いや習慣を見直すチャンスと捉えましょう!
・自分の本音に耳を傾ける
・人間関係のバランスを整える
・心が軽くなる選択を意識する
大地が息づくように、私たちも内なるエネルギーを整えることで、次の季節を軽やかに迎えることができます。
忙しい毎日の中で、少し立ち止まり、「整える」
ぜひ、土用期間を上手に活かし、心豊かにお過ごしください。
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